タクミ人事ニュース
タクミの所定労働時間は何時間?年間休日は何日?
みなさんは、タクミの一日あたりの所定労働時間と年間休日日数をパッと答えられますか?
実は、所定労働時間と年間休日日数は、密接に関係しているんですよ。
今月号では、その所定労働時間と休日日数について、その仕組みと最近の傾向についてご紹介します。
所定労働時間とは、就業規則や雇用契約書などで定められた休憩時間を除く始業時刻から終業時刻までの時間のことです。
労働基準法に定められた1日8時間、週40時間の法定労働時間の範囲内で、企業などが自由に設定できます。
例えば、8時~17時の8.0h(休憩1.0h)の会社もあれば、9時~18時30分の8.0h(休憩1.5h)の会社もあります。
その他にも、7.5hや7.0hの会社など様々です。ちなみに、タクミは現在のところ8時~17時の7.5h(休憩1.5h)ですよね! ※新エネは8.0h(休憩1.0h)
次に、年間休日について見ていきましょう。
年間休日とは、会社や事業所が定める年間の休日日数の合計のことです。
労働基準法が守られていれば、年間休日を何日に設定するかは経営者の判断に委ねられるため、それぞれの会社や事業所によって日数は異なります。
「週休制の法則」(労働基準法第35条「使用者は、労働者に対して、毎週少なくとも一回の休日を与えなければならない」)による法定休日のほかにも、祝祭日やGW、夏季休暇、年末年始休暇、創立記念日などが就業規則により「休日」として定められている場合、これらも年間休日に含まれます。
ちなみに、タクミの2024年カレンダーを見ると、105日となっています。
この年間休日日数については、社長と協議をして段階的に引き上げてきましたが、今後も状況を見ながらさらに引き上げていく見通しです。
ここまで簡単にご紹介してきた所定労働時間と年間休日日数の関係についてお伝えしましょう。
法定労働時間(労働時間の上限)は1日8時間、1週間40時間と定められています。
1年は52週で計算されるため、1年間の法定労働時間は40h/週?52週=2080h/年となります。
これを一日の所定労働時間で割れば、年間の所定労働日数がわかります。
例えば、所定労働時間が8hの場合、2080h/年÷8h=260日(最大労働日数)となり、年間休日は最低105日となります。
次に、所定労働時間が7hの場合、2080h/年÷7h≒297日(最大労働日数)となり、最低年間休日は68日となります。
ちなみに、タクミの場合はというと、所定労働時間が7.5hですから、2080時間/年÷7.5時間≒277日(最大労働日数)となり、最低年間休日は88日となります!
実際、105日の設定ですから法律をクリアしているのがわかりますよね!
最後に、全国にある企業の所定労働時間や年間休日日数の実態について覗いてみましょう。
令和5年の厚労省の調査によると、年間休日日数の全国平均は、令和4年調査に比べ3.7日増の110.7日と増加傾向にあります。
その階層別分布は、左下のグラフのとおりです。
また、1日あたりの所定労働時間については、8時間の企業が約41%と圧倒的に多く、そして7:30~8:00が20%で続きます。
タクミのような7:30の企業は全体の17%程度に留まります。
今後の展望として、タクミでも他の企業や業種のように所定労働時間を30分増やして8時間として、賃金月額や年間休日日数を引き上げていく方向に舵をきることになるかもしれません。
人事・経営管理本部としては、従業員のみなさんと十分に話し合い、みんながハッピーになる方向性を探っていきたいと思います!!
そのような社員の総意に社長もきっと首を縦に振ってくれるはずです!!(笑)
【担当】 管理本部 採用・人事担当課長 椛本 人事直通 080-08201-1033 メール kabamoto@takumi-denki.net |