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タクミ人事ニュース

2024.5 号
タクミ人事ニュース5月号
 
2024/5/15 人事・経営管理本部

短時間労働者&その家族の方必見!10月から社会保険の対象者拡大!?

 
 

 
 
 現在、厚生年金保険の被保険者数が101人以上の企業等で週20時間以上働く短時間労働者は、厚生年金保険・健康保険(社会保険)の加入対象となっています。
 
しかし、法改正により、この短時間労働者の加入要件がさらに拡大され、2024年10月から厚生年金保険の被保険者数が51人以上の企業等で働く短時間労働者の社会保険加入が義務化されます。
 
 タクミ電機工業は70名の従業員を抱える規模となりましたので、今回の法改正の適用対象となります。タクミの短時間労働者の中にも対象となる労働者がいます。
 
みなさんの家族にも新たに社会保険に加入になる方もいるかもしれませんので、ご確認ください。
 
 

以下の全ての条件を満たす方は、加入対象です!

 
 
 今春社会人になったばかりのタクミーズは、社会保険と言われても何のことが分からないと思いますので、簡単に説明します!
 
①雇用保険
  雇用保険とは仕事をしたい人のための保険です。仕事をしたいのに会社が倒産してしまった、リストラ(解雇)されてしまった、仕事がなかなか見つからない、育児のために仕事ができない・・・といった求職者の生活を支援するための給付を受けられます。また、資格取得のために通信教育で勉強したいという場合にも給付を受けられます。
 
②労災保険
  労災保険とは、会社が全従業員を対象に業務上の事故によるケガや病気に対する補償をするための保険です。労災は、通勤途中に事故に遭ってケガをした従業員のための通勤災害、業務遂行中の事故によりケガをした従業員のための業務災害の2つがあります。
  社会保険の中でも雇用保険と労災保険をまとめて、労働保険と呼びます。
 
③健康保険
 健康保険とは、業務に関係なく病気やケガにより病院で診察や治療を受けたときの医療費の7割を負担してくれるものです。この保険のおかげで病院の窓口での自己負担は3割だけなんですね。長期療養が必要な疾病やケガにより仕事ができない間の生活を支援するための傷病手当金や出産手当金などが給付されます。国民健康保険とは違い、家族を扶養に入れることが可能です。
 
④厚生年金保険
  公的年金には、65歳に達した人が受給できる老齢年金、生計を維持していた家族が亡くなった際に遺族が受給できる遺族年金、病気やケガにより障害を抱え生活が制限される場合に給付できる障害年金があります。年金制度は、「3階建て」とよく言われます。1階(基礎)部分は自営業者や学生、主婦など20歳以上のすべての人が加入する国民年金(基礎年金)、2階部分は会社員や公務員などが加入する厚生年金です。2階建ての方が将来もらえる年金は多くなり、保障が充実します。3階建部分は、企業年金です。
 
⑤介護保険
  介護保険には40歳以上の人が加入し、介護が必要になった場合に介護サービスを受けられるようになります。
 
 

 
 
給与明細を見ると社会保険料が控除されていて悲しくなりますが、私たちの生活を社会と会社が守ってくれる仕組みなんですね!

 
【担当】
管理本部 採用・人事担当課長 椛本
人事直通 080-08201-1033
メール  kabamoto@takumi-denki.net