タクミ・リクルートマガジン
タクミ電撃リクルートマガジン6月号
マネ界のクイーンとプリンスが北上に集結
歌マネ界の女王こと荒牧陽子と歌マネ界の新リーダーである松浦航大が岩手県北上市で「歌マネ!最強ジョイントコンサート」を6月25日に開催しました!

ところで、みなさんは今月最終回を迎えた知的財産を守る弁理士のテレビドラマ『それってパクリじゃないですか?』をご覧になりましたか?
「真似る」と一言でいっても著者や著作に敬意・賞賛を表した「オマージュ」や愛を持って著作をイジる「パロディ」、そして利益のために盗用する「パクリ」と色々ありますね。
二番煎じと言われる「ものまね」ですが、現在日本ではものまね芸人が人気を博しものまねの番組も増加傾向にあるそうです。
このように、日本人が「ニセモノ」に魅了されるのはなぜでしょう。
そして、日本人は真似ることに価値を置く一方で、「中国はコピーが上手い」などとパクリを批判するのは一体なぜなのでしょう。本当に「マネ」は悪いことでしょうか。
他者の優れたものを分析し、その特長を自身のものに取り入れるのはベンチマーキングと呼ばれるマーケティング・スキルです。
中国企業は総じて、このベンチマーキングを得意としており、情報収集に注力し、成功事例を分析して即座に取り入れ、その上で自社オリジナルの価値を創り出していきます。
だから、互いにベンチマーキング・スキルを発揮し合う中国市場の競争は、激しく、厳しいものになります。
差別化はすぐにライバルにマネされて、コモディティ化してしまうので、ライバルに追いつかれないよう高速で差別化を量産していくことが求められます。
このように、中国では「人気のあるもの」「価値のあるもの」は、すぐ学んで取り入れるのが当たり前です。
むしろ、それを「コピー」「パクリ」と言って、悪と捉える日本の風潮の方が効率性や生産性向上の点からすると不自然なのかもしれません。
職人やスポーツの世界でも同じことが言えます。
「目で盗む」のが当たり前だった職人の世界では、技術を手取り足取り教えてくれない代わりに、師匠を観察し、マネをして、コツを覚えて自分なりに技術を向上・進化させてきました。
「学ぶは真似る」という言葉のとおり、マネの放棄は学びの放棄と言っても過言ではないのかもしれません。

ステージ上で楽しそうにパフォーマンスを競い合う荒牧陽子と松浦航大を生で観て、「真似る」ことについて今一度考え直してみようと思いました。
7月1日の高卒求人公開に合わせて、私をオマージュした部下が各校にお邪魔させていただきます!(笑)
募集職種:技術系総合職、技術系専門職、営業総合職
勤務地:大館、秋田、盛岡、北上、札幌
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(株)タクミ電機工業 人事・経営管理本部 新卒採用担当
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