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タクミ・リクルートマガジン

2022.7 号

タクミ電撃リクルートマガジン7月号

 
 大館市にあるニプロハチ公ドームで7月16日(土)・17日(日)の2日間開催された大館エコフェアにタクミ電機工業も参加しました!会場では弊社が全国に活躍の場を拡大するきっかけとなった超小型木質バイオマス発電システムについての紹介やそこで廃棄される樹皮や木屑を使って製造したペレットやブリケットを展示して無償提供しました。
 1日目は、特に中高年のお客様が多く、ご自宅で薪ストーブを使用している方は真剣な表情で説明に聞き入っていました。
 2日目は、子ども連れのお客様が多く、好奇心旺盛な子どもたちは普段見慣れないペレットやブリケットに興味津々でした。触ってみたり匂いを嗅いでみたりして環境や再生可能エネルギーについての理解を深めていました。
 さて、弊社が日本で初めて導入し安定稼働に成功したVolter40という超小型木質バイオマス発電システムでは、上述したように木質チップの乾燥過程で除去され廃棄されている樹皮や木屑を利活用して固形燃料を製造しています。
 さらに現在は、木質チップを高温でガス化した後に残るバイオ炭を利活用する方策を研究中です。いろいろと情報収集をしていると、バイオ炭には酸性化した土壌を中和する特性があり土壌改良に効果的であるということ、そして植物が吸収した二酸化炭素を土壌に貯留することで「カーボンマイナス」に繋げることができるということを知りました。
 そこで、弊社ではCSRの一環として大館市内の農家や学校等に無償提供して農業の生産性向上と農産物のブランド化、そして環境教育を推進するお手伝いを始めようと考えています。
 

 
 それでは、「カーボンマイナス」とは何か、なぜバイオ炭を埋設するのかということについて考えてみましょう。カーボンマイナスとは、地球上のCO2総量を減少に導くことです。カーボンネガティブと呼ばれることもあります。
 つまり、CO2の排出量よりもCO2の吸収量を増やすこと、全体としてCO2の総量を減少させることができるのです。森林等の植物を増やすことは、一時的に二酸化炭素を吸収し、炭素を固定し、増加した大気中の炭素総量を減少に繋がります。
 しかし、植物はやがて腐ったり燃えたりして分解されると再び二酸化炭素を排出するため、安定的に地表上の炭素総量を減少に導くことは困難です。
 そこで、弊社では「バイオ炭」に注目しカーボンマイナスの実現を目指しています。バイオ炭とは、CO2を吸収した植物を炭にしたものです。CO2を吸収した植物を炭にすると、二酸化炭素が再び大気中に排出されるのを防ぐことができます。
 そして、それを地中に埋設することで、結果として大気中の二酸化炭素の削減が可能となります。これを「炭素貯留」と呼びます。
 似た言葉に、「カーボンニュートラル」という言葉がありますが、カーボンニュートラルは温室効果ガスの排出を実質的にゼロにすることを意味します。「実質的に」とは温室効果ガスの排出量から吸収量と除去量を差し引いた合計をゼロにするという意味です。
 弊社のエコ活動についてもっとお伝えしたいところですが、「エゴ」になるといけないので今回はここまで!(笑)
 

 


 
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