タクミ人事ニュース
従来の「3K」+新たな「3K」=「6K」って何?

みなさんは、「3K」と聞くと「きつい」「きたない」「きけん」という3つのキーワードをイメージするのではないでしょうか。
建設業界は、住まいや働く場所、道路や水道などの欠かせないインフラを維持する重要な仕事です。
そこで国土交通省は、「給与・休暇・希望」という「新3K」の方針を打ち出して、さまざまな取り組みを進めています。
一方で最近「3K」が進化(?)して、新たな「3K」が追加された「6K」という概念が誕生し定着しつつあります。
さて、その追加された新たな「3K」とは「帰れない」「厳しい」「給料が安い」という3つです。
1つ目の「帰れない」については、勤務時間が過ぎても拘束されている状況を表します。

当社のような建設業では、人材不足による慢性的な時間外労働や現場への直行直帰が原則であり労働時間は現場での稼働時間となっていることが背景にあります。
今できることは、サービス残業の温床にならないよう現場から帰社したら速やかに退勤するような風土・雰囲気づくりを進めることです。
また、会社での滞在時間が長くなると会社の光熱費も嵩むので、節電・省エネのためにも速やかに帰宅するようにしましょう!
2つめの「厳しい」については、規則が厳しくて融通が利かなかったり、上司や先輩が威圧的で必要以上に厳しい指導を行ったりと働きづらい労働環境を表します。

「規則が厳しい」という点については、当社は「良きに計らえ」という社長の意向により細かいことは指摘することは滅多にありませんし、作業・車両事故の損害補償についても行為者に自己負担させる代わりに事故報告書を作成し教材(共有財産)とすることで免責とするなど寛容・寛大な対応をしています。
一方、「厳しい指導」についてはいかがでしょうか。当社のような建設業では命の危険を伴う業務のため時には厳しい口調や厳しい調子で指導する場面は当然に必要かと思います。
ただし、それ以外のことについてまで執拗に厳しく指導すると人間は委縮してしまい本来のパフォーマンスを発揮できなくなり生産性が低下します。
また、状況によっては良かれと思って指導したにも関わらずパワハラとなりかねません。部下の働きやすい労働環境と何より自分自身を守るためにもメリハリと緩急をつけた指導を心がけましょう!
3つ目の「給料が安い」については、正直なところ社長も管理本部も頭を悩ませているところです。社長も従業員の給料をもっと上げてあげたいのが本音です。

しかし、採算性の高い業務を請け負い、作業効率を高め生産性を向上させて収益を上げなければ、その昇給原資を確保することはできません。
そこで会社としても公共事業など採算性の高い仕事を取りに行く準備を進めています。
また、作業効率を高めるために作業員が伸び伸びと楽しく働ける労働環境の整備や資格取得支援、DXによる業務改善なども行っています。
さらに、モチベーションアップのため作業着をリニューアルしたり社員旅行を企画したりとあらゆる角度から取り組んでいます。
そのような企業努力が有機的に機能・連動すれば確実に生産性が向上し、昇給原資の確保が可能となります。採算性・生産性向上のためワンランク上の資格取得を目指しましょう!
幸い当社には、チームの一員にも関わらずただ組織を批判したり、わがままや愚痴を言ったりして現状を嘆いてばかりの無責任な人材はいないと信じています。

ぜひ会社の成長・進化のために必要なら批判ではなく建設的に指摘した上で、代案を示して共に魅力的な会社を作り上げていきましょう!
中小企業の最大の魅力、それはみんなで共に会社を作り上げていく喜びを共有できるところです!!
☆採算性および生産性向上のために資格取得と技術向上を目指しましょう!



職務に関連する検定資格の受験料は、会社が全額負担しています。受験を希望される方は、合格への強い決意と覚悟を持って所属長にご相談ください!
私もキャリアアップを目指して、合格率6%という高難度の国家資格に挑戦します!でも仕事と勉強の両立って予想以上に難しいと実感する毎日です・・・
【担当】 管理本部 採用・人事担当課長 椛本 人事直通 080-08201-1033 メール kabamoto@takumi-denki.net |

