タクミ人事ニュース
従業員のみなさんに健康的に長く活躍していただけるようにちょっとした話題提供です!

【医療保険について】
ところで、従業員のみなさんは入院や手術などに備えて医療保険に加入されていますか?
令和元年の調査によると、73.1%の人が医療保険に加入しており、生命保険を含めると約83%の人が何らかの保険に加入しているそうです。公的医療保険があるからといって保険は必要ないという人もいらっしゃいますが、果たして本当にそれで大丈夫でしょうか。
みなさんご存じだと思いますが、病院の窓口で保険証を提示して実際に会計で支払うのは医療費の3割です。(小学校入学~69歳の方の場合)たとえば、手術と入院で200万円の医療費がかかったとすれば、自己負担は60万円です。
しかし、必要なお金は、それだけではありません。通院やお見舞いに来るご家族の交通費、入院にかかる差額ベッド代や食費など必要な費用は膨らみます。さらに、通院や入院により就業できなかった分、給料は支給されませんから減収となります。下の表は、入院1日あたりの自己負担額と逸失収入(給料の減額分)の総額をまとめた表になります。

40代の方であれば入院1日あたり平均で35,566円となり、男性の場合はさらに高額になる傾向があります。仮に14日間入院したとすると、負担総額は35,566円×14日=497,924円となります。長期入院が必要となってくる3大疾病(がん、心疾患、脳血管疾患)の場合、高額の医療費が必要となります。
3大疾病の平均的な入院日数は、平均で31.9日となっています。病気別に見てみると、がんで20~30日程度、心疾患で20日程度、脳血管疾患で100日程度となっています。また、がんと心疾患の場合は、入院ではなく通院治療するケースが6~7割のため、設備の整った大規模の病院までの交通費などが大きな負担となります。
さらに、がんについては、再発のリスクも高く肝臓がんの一種である肝細胞がんの場合は切除手術から2年以内に70%の確率で再発すると言われています。がんは日本人の2人に1人が罹患し、3人に1人が死亡するという病気なのです。日本人の死因の第1位が「がん」(約30%)、第2位が「心疾患」(約15%)、第4位が「脳血管疾患」(約8%)です。
以上のことを踏まえると、かなりの貯蓄がない限り、何かしらの生命・医療保険に加入した方が安心だと思います。特にご家族がある方や体調に不安のある方は検討してみてください。また、保険に加入できるのは原則健康な人に限られますし、若年層ほど病気リスクが低いため保険料は安く設定されていますので、若くて健康な20代のうちに加入することをお勧めします!

このあるQRコードは、月々2000円の保険料で手厚い補償が受けられる都道府県民共済保険のHPです。参考までにちょっと覗いてみてください!もちろん私にリベートとか一切入りませんよ!(笑)
【禁煙のすゝめ ~健康経営優良時法人の認定に向けて~】


弊社の喫煙率は、どれくらいでしょうか?おそらく6~7割程度なのではないでしょうか。(建設業は他の業種に比べ喫煙率高い)
さて、日本人全体の喫煙率はというと、1900年代中期をピークに減少傾向にあり、最新の2019年のデータによると日本人全体の喫煙率は遂に16.7%にまで低下しています。世界的に健康志向が高まる中、喫煙者は社会的マイノリティーとなり、恐らく肩身の狭い思いをされていることと思います。
ところで、みなさんはタバコに費やすお金は毎月どれくらいでしょうか?最新のデータ(右下)によると、全国平均で月額9,247円、年間では110,964円にもなるそうです!
そこで、精神衛生上、極めて大きな役割を担ってくれているタバコをこれからも長く楽しむためにも喫煙本数を少し減らして、その分で医療保険に加入してみてはいかがでしょうか。
かくいう私も20歳から38歳まで喫煙しておりました。最後の3年ほどは加熱式タバコに切り替えて、その後自然と禁煙できました。タバコをやめて5年が経ちますが、理論上110,964円×5年=554,820円が浮いたため、それを活用して投資信託を始めました!
みなさんにとっても「万が一」と「老後」に備えた保険への加入は、一考の価値はあると思います! 従業員のみなさんに「煙たがられる」のが仕事!人事課長より(笑)
【担当】 管理本部 採用・人事担当課長 椛本 人事直通 080-08201-1033 メール kabamoto@takumi-denki.net |

