タクミ人事ニュース
およそ1年をかけて制度研究・設計してきた新タクミ人事制度を今期から運用開始します!
【人事制度とは?】
等級制度:グレードや職位でランク付けする制度
例)職能等級、職務等級(ジョブグレード)、役割等級(ミッショングレード)
評価制度:業務における姿勢や成果、貢献度などを企業が定めた一定基準に基づいた評価を行う制度
例)職能評価、情意・行動・バリュー評価、成果評価(OKR、MBO)、360度評価など
賃金制度:評価の結果を等級の昇格や昇給、昇進など処遇を反映させる制度
例)年功給、職能給、職務給、役割給、成果給など
【人事制度導入の必要性】

1 弊社の課題
現在、後進を育成する指導力や組織を管理するマネジメント能力の不足、教育体制の未整備、人間関係や労働時間、待遇面など労働環境に対する若手社員の不満や不適応への脆弱なサポート体制に起因する若手の早期離職によって、主任や係長級に位置する現場代理人、将来の管理職となる中堅人財が不足する事態となっています。その結果、管理職があらゆる現場で職長として指揮を執らざるを得ず、満足のいく十分な指導・育成ができないといった負のスパイラルから脱却できずにいます。この課題こそ100年企業を目指す弊社が最優先に取り組むべき課題なのです。

2 人事評価の目的
企業活動において事業目的を果たし、会社が成長していく。こうした一連の過程には「ヒト」つまり人財が欠かせません。とはいえ、単に人がいれば良いというわけではなく、たとえ優れたモノや多くの資金があったとしても、これらを適切に運用し活かすことができるだけの能力を持った人財でなければ全く意味がありません。また、優秀な人材がいれば良いのかというと必ずしもそうではありません。いくら優秀な人財がいても、職場環境が悪かったりモチベーションが上がらなかったりすると能力は発揮されません。能力を発揮するためには職場環境を良いものにし、モチベーションの維持や向上を念頭においた仕組み等が必要なのです。人財の能力を伸ばし、さらに成長させていくといったところも人事制度の大きな役割となります。
つまり、従業員の能力や意欲を向上させながら経営戦略を実行し、そして企業成長へと繋げていく。これが人事制度の目的であり必要性です。
【タクミ人事制度イメージ】


新制度の説明会を7月に開催した上で運用を開始します。新給与・等級については6月分(7月支給分)から適用し、月給(総支給額)については今期いっぱい現給保障します。
【担当】 管理本部 採用・人事担当課長 椛本 人事直通 080-08201-1033 メール kabamoto@takumi-denki.net |

