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2025

8

タクミ電撃リクルートマガジン2025年8月号

2025.08.30

進むも地獄、退くも地獄!?


 三菱商事などの企業連合は27日に記者会見を開き、秋田県沖と千葉県沖で進めていた洋上風力発電事業から撤退すると発表しました。

世界的な物価高や円安、政情不安に伴う建設費の高騰で、発電しても採算が取れないと判断。

政府は洋上風力を再生可能エネルギー拡大の切り札に位置づけており、国のエネルギー戦略に打撃を与えるのは必至です。

撤退するのは、三菱商事と中部電力のグループ会社などが千葉県銚子市沖、秋田県の能代市・三種町・男鹿市沖、由利本荘市沖の3海域で計画していた風力発電事業で、国が2021年に実施した公募で落札、28~30年の運転開始を目指していました。

売電価格として、政府の想定を大幅に下回る1キロ・ワット時あたり11.99~16.49円を提示したことが落札につながったとされる。

だが、落札後に建設費が高騰し、三菱商事は完成しても費用を回収できないとして、事業性を再評価していました。

同社の中西社長は27日に記者会見し、「ウクライナ危機、インフレ、為替など事業環境が大きく変化し、想定をはるかに超えてコストが膨らみ、当初1兆円超としていた建設費用が2倍以上に膨らんだと釈明しました。


 先日、踏切内で脱輪していた軽自動車を救出したとして、千葉市内にある電気設備会社の社員6名に千葉南署長から感謝状が贈られたそうです。

6人の適切な対応により、けが人は出ず、電車と車の衝突事故も回避できたそうです。

午前8時過ぎ、社員の一人は作業場で仕事の準備をしていたときに大きな音が聞こえ、その場所の方に行ってみると、女性が運転する軽乗用車が狭い踏切内の縁石に乗り上げ、脱輪して動けなくなっていたのを発見し、すぐに他の社員に助けを求めるとともに、気が動転していた女性を落ち着かせ、踏切の非常ボタンを押すように指示し電車は手前で緊急停止をしました。

まもなく駆けつけた社員たちがクレーンを搭載したユニック車を操縦するなど迅速に対応し、軽乗用車の救出に成功しました。

列車が踏切に迫り、運転手が動揺する中、最初にかけつけた電気工事士は助けに行けば自分の命も危険に晒される、でも助けに行かなければ乗用車の運転手と電車の乗客の命が危ういという進退両難の状況だったと思いますが、彼は助けに行くことを選択し人命を救い称賛されました。


 ところで、動物は横に目がついていることが多いのですが、どうして人間の目は前に付いているのでしょうか。

それは、2つの目で見ることで目標までの距離を測るためだそうです。

前向きについた目は目標までの距離感を計って、前を向き歩みを進めるためのものでもあり、上を向き自分を鼓舞するためのものでもあり、時には歩き疲れて下を向くためのものでもあり、場合によってはあまりの距離に絶望して後ろを向くためのものでもあるのかもしれません。

どれも妥当だと 思いますが、それでもいざという時には自身の利益を度外視して他人のために危険を顧みず前に飛び出す勇姿を見せてくれた電気工事士の方々に敬意を表したいと思います。

私も同じように背水の陣と言われる状況に追い込まれたら、カッコいいと思われる方を向いて目を瞑ります!笑
 

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