Q:電気っていったい何?

物体は、原子や分子と言われる小さな粒(つぶ)が組み合わさってできている。原子と原子を結びつけているのが、電子というもっと小さな部品。

原子の周りでは、いくつかの電子がぐるぐる回っている。地球のまわりを回る月みたいだね。原子と原子が並(なら)んで分子になると、今度は花の間を飛び回るハチみたいに電子が動き始める。

電子には、分子のまわりをぐるぐる回るだけのものと、自由に飛び回れるものがあるんだ。水などでは、分子がいっぱいあるだけで、全部が1つにつながっているわけではない。だから水は器の形に合わせて形を変えるんだね。

ところが金属(きんぞく)では全部がもっと強くつながっているから硬(かた)い。電子はその中を自由に飛び回ることができるんだ。これを「自由電子」と呼(よ)んでいる。

この自由電子は、普段(ふだん)はバラバラの方向に動いているけど、これが決まった方向に動いて流れができると、それが電気となる。電気って何?って聞かれたら、金属の線の中を飛び回る電子という小さな粒の流れのこと、と答えたらいいだろう。

この流れは自然にできることもある。例えば、ドアを開けようとした時にバチバチッと音がしてびっくりすることがあるでしょう。あれは「静電気」といって、電気の一種。でも、物の一部分だけに起こる、ほんの短い時間のでき事なので、電球を光らせたりするのには使いにくいね。

私達(わたしたち)がいつも使っている電気は、静電気ではなく、動電気。つまりいつも決まった方向に一定に近い強さで流れる電気でないと、使えない。それを生み出すのが発電なんだ。

 

Q: 電流って 何?

電流とは、電子やイオンが流れることだ。

よく電流が大きいとか言うよね?

あれって、どういう意味なの?

電流は「大きい」「小さい」であらわすんだ。

電流が大きいというのは、きまった時間に電子やイオンが流れる量が多いということだ。

きまった時間にながれる電子やイオンの量のたんいを [A]アンペアって言うんだ。

覚えておくと役に立つかも。

 

Q:電圧って 何?

水平に置いたガラス板を考える。その上には水が載っている。

ガラス板が水平であるかぎり、水があっても「水流」は無い。

この水を流すにはどうしたらよいか?

    ↓

「ガラス板を傾ける」

水は高低差が生じたことによって高い方から低い方に流れる。

    ↓

水流が生じた。

電気の世界に戻すと、この「電気的な高低差」があることが「電圧」があるという。

電気的な位置の差だから、「電位差」という言葉を使ったほうがぴったりする。

 

Q: 電気はどうやってできているのですか?

普通 ぐるぐる巻いたコイルに電流を流すと、その間はコイルが電磁石になります。

反対に、コイルに磁石を近づけると、今度はコイルに電流が流れます。

これが「電磁誘導」いう現象で、これが発電機の原理になります。

水力発電所は、水車を回してコイルに電流を流し、家庭に電気を送ります。

この水車の代わりに、水蒸気でブレードと呼ぶ羽根を回しても電気が起き、同じ理屈で原発も大きな電気をおこしております。

 

Q:分電盤はどこにあるの?

屋内の各所に電気を分岐させているのが分電盤です。

ブレーカー、漏電遮断機、分岐開閉器(安全器)などがついており、一般的には一番左に屋内に入る電気全体のブレーカー、その右に各分岐回路ごとのブレーカーという構成になっています。

 

Q: アンペアブレーカーは何のための装置?

家庭内の分電盤に設けられているスイッチで、その家庭が契約している契約電流を超えた電流が流れたとき、自動的に電気の供給をストップさせる装置です。

 

Q:漏電ブレーカーはどんな時作動するの?

安全を保つため、漏電したときに作動するものです。

万が一電気配線や電化製品が漏電をおこしたとき、自動的に電気を止めて事故を防ぐ装置です。

 

Q: 安全ブレーカーとは?

分電盤から各部屋へ続く回路ごとに取り付けられており,電気機器の故障等によるショートや,使いすぎにより許容電流を超えた電流が流れた時に,電気を自動的に遮断するものです。

 

Q:コンセントの仕組みを教えて?

一般的に家庭で使われているコンセントは埋込式といわれ、大きい方の穴がアース(接地)につながっています。

 

Q: プラグの正しい扱い方は?

プラグは感電しやすい場所ですので取扱いには十分に注意が必要です。

濡れた手で触ったり、コードを持って無理に引っぱるなどは厳禁。

差し込むときにもしっかり奥まで入れるようにします。

定期的にコンセントとの接続部分を掃除し、ほこりなどがたまらないようにしましょう。

 

Q:アースって何?

漏電などによる感電の防止、雷による災害の防止、異常高圧電流発生時の絶縁物にかかる負担の軽減、などの役割があります。

基本的にアース線がついているものは、すべてアースをしたほうがより安全に使うことができます。

特に洗濯機は、感電の危険性が高いので、必ずアースをつなぐようにしましょう。

コンセントがない、足りないという場合には、電気工事店などに相談してアース工事を行うことをおすすめします。